Trigger Point Therapy
トリガーポイント療法
Namba Motomachi Seikotsuin
「その痛み、原因は別の場所に
あるかもしれません。」

トリガーポイントとは近年、メディアでも注目されており、患者様の痛みの訴えとは違う箇所に痛みの原因があるそれを”トリガーポイント”と呼びます。もう少し詳しく述べますと身体の中にある痛みを感じとるセンサーが過敏化(異常化)している部位のことをいいます。トリガーとは引き金という意味で、遠くの痛みを誘発させる名前のとおり示しています。
代表はトリガーポイント鍼治療において世界的権威の黒岩恭一先生主催のセミナーを受講しております。
痛いところ = 痛みの原因とは限らない

皆様はどちらの経験が多いでしょうか?
①筋肉が痛い、もしくはコリがひどいところを自分でマッサージして完治した。
②マッサージしたけどその時少し楽になった気がする。あまり症状が軽減しなかった。もしくは再発した。
おそらく②が多いはずです。痛みの原因となる場所(トリガーポイント)と実際に痛みを感じている場所(関連痛)は一致しないことが多い。現在の研究では7割の痛みは原因となる場所から離れた場所に存在するといわれています。ですので肩が痛いので肩をマッサージしたから治る確率は30%しかないことになります。実際に、首や肩の痛みを訴えられていた患者様がふくらはぎのトリガーポイントを施術することで改善されたという例もあります。
脳は痛む場所を勘違いすることがある。

先ほども述べたように痛みを感じている場所(関連痛)とその痛みを出している原因となる場所(トリガーポイント)は一致しないことが多いのですがその理由として、脳の誤作動が考えられます。
トリガーポイントの施術法
トリガーポイントの施術法についてご説明します。 トリガーポイントのある場所は、血流が悪くなっていますので、トリガーポイントが出来てしまった筋肉・筋膜に施術をすると共に、周囲の筋肉 にも施術をして、過敏になったセンサーを元に戻して症状を和らげます。
トリガーポイント療法は、腰痛・坐骨神経痛・頭痛・痛み・五十肩などの痛み、肩こりや筋肉の張り、コリにも効果的と言われています。
当院では、トリガーポイントの位置・深さ・関連痛のパターンを丁寧に検査し、的確にアプローチします。
主な施術内容
- 指圧・筋膜リリースによる手技療法
- ストレッチングによる可動域改善
- 必要に応じて「ハイボルテージ療法」や「微弱電流療法」を併用
これにより、血流を改善し、筋線維の異常な収縮を解除。神経の興奮を鎮めることで、痛みを根本から取り除きます。
臨床的効果と適応症
トリガーポイント療法は、以下のような症状に効果的です。
- 筋・筋膜性腰痛
- 慢性肩こり、頭痛
- 坐骨神経痛様症状
- 頸部痛や手のしびれ
- スポーツによる筋肉痛や違和感
国内外の研究でも、**慢性疼痛症候群(MPS)**の有効な治療法として報告されており、医療・リハビリ分野でも注目されています。
当院の考える根本改善
痛みを一時的に和らげるのではなく、「なぜそこにトリガーポイントができたのか」を重視します。
姿勢・動作のクセ・生活習慣を含めて改善し、再発しにくい身体づくりをサポートします。
当院では患者様一人ひとりの状態に合わせたオーダーメイド施術を行い、筋肉・関節・神経を総合的に整えることで、長年続く痛みの根本改善を目指します。
関連痛の具体例
Referred Pain

首・肩まわり
→ 関連痛
頭痛・目の奥の痛み・耳鳴り・めまい・腕の重だるさ
なぜ「異常なし」なのに痛むのか
Why
病院でレントゲンやMRIを撮っても異常が見つからないのに、慢性的な痛みが続く——これは「気のせい」でも「我慢が足りない」わけでもありません。
レントゲンやMRIは骨・椎間板・神経などの器質的な異常を調べる検査です。しかし、トリガーポイントは筋肉の機能的な問題であるため、画像検査には映りません。だからこそ「異常なし」と診断されながら痛みだけが続く、という状況が生まれるのです。
当院ではそのような方のお話もしっかりとお聞きし、身体の状態を丁寧に確認した上で施術を行っています。

First time flow
予約を取る(当日予約もOK)
ご予約方法(LINEもしくは電話)について詳しくはこちら
※当日ご予約でも大丈夫です
丁寧な問診
いつから・どこが・どのように痛むのか、日常生活や仕事内容、姿勢の癖なども含めて詳しくお聞きします。痛みの場所だけでなく、広がり方・時間帯・動作との関係なども重要な情報です。
触診による発痛点の特定
筋肉を直接触りながら、硬結(しこり)の位置を丁寧に探します。押したときに「そこそこ!その痛みです!」と感じる再現性のある痛みが確認できれば、そこがトリガーポイントです。患者様自身にも実感していただけることが多いです。
ピンポイントでの圧迫・緩和
特定したトリガーポイントに対して、指や専用のツールを用いて持続的な圧迫を加えます。最初は「痛気持ちいい」感覚がありますが、圧迫を続けることで筋肉が徐々にほぐれ、関連痛が和らいでいくのを実感できます。
筋膜リリース・骨格矯正との組み合わせ
当院ではトリガーポイント療法単独ではなく、筋膜リリースや骨格矯正、ハイボルテージ・微弱電流などの物理療法と組み合わせることで、より深い改善と再発防止を目指しています。
専門的なメカニズム
Mechanism

なぜ離れた場所が痛むのか?
筋肉に持続的・反復的な負荷がかかると、局所的に血流が低下し酸素・栄養素が届きにくくなります。その結果、筋節(サルコメア)の一部が収縮したまま弛緩できない状態——持続性収縮帯(コントラクチャー帯)が形成されます。
この部位ではサブスタンスP・ブラジキニンなどの発痛物質が蓄積し、末梢の侵害受容器を感作させます。さらに脊髄レベルでの中枢感作を引き起こすことで、本来の痛み部位から離れた場所への関連痛が発生します(Travell & Simons理論)。
圧迫・ストレッチ・物理療法によって局所の血流を回復させることで、この異常な神経化学的環境が改善され、長期化した痛みのサイクルを断ち切ることができます。
関連痛(Referred Pain)とは
関連痛とは、痛みを感じる部位と、痛みの原因となっている部位が異なる現象のことを指します。
たとえば、肩の筋肉のトリガーポイントが原因で頭や腕に痛みを感じる、腰の筋肉の硬結が原因で足にしびれを感じる、といったケースが典型です。
関連痛が生じる主な原因とメカニズム
1. 脊髄後角での神経入力の収束
筋肉内のトリガーポイントは、圧迫や異常収縮により求心性神経(感覚神経)を刺激します。
これらの神経信号は脊髄後角で中枢に伝わりますが、異なる部位の感覚神経入力と同じ神経経路で収束することがあります。
結果として、脳はどの部位からの痛みかを誤認し、トリガーポイントとは別の場所に痛みを感じることがあります。
2. 中枢性感作(Central Sensitization)
慢性化したトリガーポイントでは、脊髄や脳の痛みを感知する神経回路が過敏になっています。
この「中枢性感作」により、本来の痛み刺激以外の信号も痛みとして認識されやすくなり、放散痛や関連痛が強まることがあります。
3. 筋膜・筋連鎖による伝達
筋膜は全身の筋肉を連続的に包み込む構造を持っています。
トリガーポイントが生じると、その局所緊張や硬結が隣接する筋や遠隔の筋膜ラインに影響し、痛みを遠隔部に伝えることがあります。
特に肩甲骨周囲筋や殿筋、大腿筋膜張筋などは関連痛の発生が多い部位です。
4. 血流・代謝異常による拡散
トリガーポイントにより局所の血流が阻害されると、乳酸やプロスタグランジンなどの疼痛物質が蓄積します。
これらの物質が筋膜や神経周囲に拡散することで、トリガーポイント以外の部位にも痛みが現れることがあります。
こんなお悩みの方に
オススメ!
患者様へのメッセージ
Message
痛みの「出口」ではなく、「入口」を探す。
「もう治らないかもしれない」「この痛みと一生付き合っていくしかない」——そう諦めかけている方にこそ、ぜひ一度試していただきたいのがトリガーポイント療法です。
痛みには必ず原因があります。その原因が筋肉の中の小さなしこりであることは、決して珍しくありません。当院では、痛みの「出口」を一時的に抑えるのではなく、痛みの「入口」本当の発生源を見つけてアプローチすることを大切にしています。
長年悩まれてきた慢性的な痛みも、正しい場所に正しいアプローチをすることで改善できる可能性があります。まずはお気軽にご相談ください。あなたの痛みに、真剣に向き合います。
難波元町整骨院/院長


